ロレックスのオーバーホール料金はどのくらい?依頼できる場所や頻度も解説
ロレックスの時計を長く使っている場合は、定期的なメンテナンスとしてオーバーホールが必要です。
オーバーホールをすることによって、状態を維持して長く使えるようになります。
とはいえ、どのくらいの費用でできるのか、どこで依頼できるのかなどを知らなくてはいけません。
この記事では、ロレックスのオーバーホール料金や依頼できる場所、適切な頻度などを詳しく解説します。
オーバーホール料金が気になっている方はぜひチェックしてください。
ロレックスのオーバーホールを依頼できる場所
ロレックスのオーバーホールを依頼できる場所は、以下の2つです。
- 日本ロレックス
- 時計修理業者
2つの方法の特徴を理解して、自分にあった場所でオーバーホールを依頼しましょう。
日本ロレックス
ロレックスの本社はスイス・ジュネーヴにあり、日本ロレックスは世界にある支社のひとつです。
日本ロレックス株式会社は千代田区丸の内に位置し、ロレックスサービスセンターを兼ねています。
アフターサービスのひとつとして、オーバーホールを利用可能です。
オーバーホールの流れは以下の通りですので、あらかじめ確認しておきましょう。
- 1.時計技術者による点検・見積もり作成
- 2.ムーブメントを取り外す
- 3.ムーブメントを分解する
- 4.各部品を超音波洗浄する
- 5.各部品を乾燥した後にムーブメントを組み立て注油する
- 6.ケースとブレスレットをポリッシュまたはサテン仕上げする
- 7.ケースを組み立て、ムーブメントをケースに収める
- 8.精度を測定機器で計測する
- 9.防水検査を行う
- 10.最終品質検査を行う
上記のように、工程一つひとつを丁寧に行い、技術力のあるプロがオーバーホールを実施します。
正規店でのオーバーホールにより、ロレックスをより長く使えるようになるでしょう。
ただし、サービスの質が高い分、費用は高い傾向があります。
次に紹介する時計修理業者での費用やサービスを比較して、利用を検討しましょう。
時計修理業者
街にある時計修理業者でロレックスのオーバーホールを依頼できる場合もあります。
日本ロレックスに依頼するより費用が安い場合が多いので、できるだけ安く済ませたい人におすすめです。
ただ、技術力を考慮せずに選ぶと失敗するかもしれません。
日本ロレックスの技術力は確かですが、時計修理業者は業者それぞれに技術の差があるでしょう。
料金と技術力のバランスを重視し、最適な時計修理業者にオーバーホールを依頼するのがポイントです。
ロレックスのオーバーホール料金はどのくらい?
ここでは、ロレックスのオーバーホール料金について解説します。
内訳や日本ロレックスでの料金の目安を押さえていきましょう。
オーバーホール料金の内訳
オーバーホール料金は、基本技術料+交換部品代という内訳になります。
基本技術料とはオーバーホールにかかる作業費用、交換部品代とは部品の交換が発生したときの費用です。
日本ロレックスの場合は、基本技術料に研磨代や洗浄代などが含まれています。
時計修理業者では、基本技術料にどの費用を含めるかはまちまちです。
別途かから費用や基本技術料の内訳もしっかり確認しましょう。
日本ロレックスでの料金の目安
ここでは、日本ロレックスでの料金の目安を紹介します。
交換部品代の料金は時計の状態にもよりますが、基本技術料は主なモデルごとに設定されています。
主なモデル別の基本技術料は、以下の通りです。
モデル | 基本技術料(税込) |
---|---|
デイトナ | 64,800円 |
ディープシー | 59,400円 |
デイデイト | 59,400円 |
ミルガウス | 48,600円 |
シードゥエラー | 48,600円 |
GMTマスター | 48,600円 |
サブマリーナー・デイト | 48,600円 |
サブマリーナー | 47,520円 |
デイトジャスト | 47,520円 |
エクスプローラーⅠ | 46,440円 |
交換部品代は、交換が必要な部品が少なければ数千円から1万円ほどで収まるでしょう。
劣化が進んでいたり、古いモデルだったりする場合は、交換部品が増えることもあり、10万円前後の費用がトータルでかかるケースもあります。
ロレックスのオーバーホールの頻度
ロレックスのオーバーホールは、4~5年に1回は行うようにしましょう。
見た目で劣化がわからないものやあまり使っていないものでも、潤滑オイルやパッキンなどの寿命が4~5年ほどで訪れます。
問題なく動いていても、劣化が他の部分に広がり大きなトラブルを引き起こすかもしれません。
4~5年に1回の頻度でオーバーホールするのがおすすめです。
まとめ
ロレックスのオーバーホールは日本ロレックスや時計修理業者などに依頼できます。
料金は基本技術料+交換部品代であり、おおよそ6~10万円ほどかかると理解しておきましょう。
オーバーホールの最適な頻度は4~5年に1回です。
ロレックスを使っている期間や料金を確認した上で、オーバーホールを依頼しましょう。
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